ブラックな職場の使い捨てされる社員

人の辞め方と残業の仕方

求人誌や求人サイトで常に募集をかけている会社は、それだけ人の出入りが激しいと言うことです。過去に別の会社で働いた経験がある人は、比較することで早々に辞めることを選ぶケースも多いようです。初めての就職でブラック企業に入社してしまうと、その企業の条件が世間と同じと誤解してしまうこともあるので会社の評判、情報は事前にしっかりと調べておくようにしましょう。大きな会社であればそれだけ経験者も多いのでネットでも調べることは可能です。
また、多少の残業があるという事前の説明は受けていても、時にはその時間が増えすぎてしまうこともあります。ブラック企業の中には残業手当てが支払われないのに、タイムカードを定時で切らされるのが当たり前になっているようなケースも数多くあります。そういった企業風土ですと当然ながら休日出勤があって、ボーナスや退職金も期待はできないでしょう。

とりづらい有給休暇とミスの自腹対応

自分が休んだ時に自分の代わりをする人がいなければ、休むと業務に支障が出るため有給休暇をとりづらい状況になります。社員数が少なく人の出入りも激しいとなれば、自分の仕事を任せられる人もいなかったり、いたとしても限られてしまうためにさらに休みづらくなります。責任ある仕事を任せられるようになったら注意が必要です。
また、過剰な在庫発注やミスした商品を社員に買い取らせることで会社のイメージを損なわないようにするというケースは、業種によってはかなり常識として蔓延してしまっています。自腹額が増えすぎて自分で払えなくなれば借金をしたりする人も少なくありません。もしも、こういったケースが自分の職場に蔓延しているのであれば早めに見切りをつけたほうが良いでしょう。

会話が会社に対する不満ばかり

入社した会社への待遇等で不満がある場合には、こういった会話が従業員の間で慢性化することも珍しくありません。長い間、働いている人の中には年齢的な問題もあり転職も難しいため、辞めるに辞められないケースも数多くあります。こういった傾向がある職場で働いている人は早い段階で他の仕事を見つけておいたほうが良いかもしれません。